新旧関節技の鬼がフルタイム“あやとり”ドロー…藤原「青木、これからはお前の時代だ」

2017年4月5日21時9分  スポーツ報知
  • 腕と足の関節を取り合う藤原喜明(左)と青木真也

 IGF(猪木ゲノム連盟)の新ブランド「NEW」の旗揚げ戦が5日、東京・後楽園ホールで開催され、第1試合で元祖“関節技の鬼”藤原喜明(67)と“跳関十段”と呼ばれる総合格闘家・青木真也(33)が、34歳差の新旧“関節技”対決を行い、“あやとり”のような関節技の応酬で超満員のハートをつかんだ。

 青木は昨年11月に、シンガポールの総合格闘技ONE世界ライト級王座から陥落し、新たな格闘人生を求めてNEWに参戦。102キロの藤原組長に対し、青木は70キロと小兵だが、握手から足を取って組長を倒した。寝てしまえばハンデはない。速い青木に対して、重みのある藤原。レッグロックでまず青木がロープに逃げると、次はアームバーで藤原がロープエスケープ。

 総合格闘技とは違い、ロープに逃げた組長はそのまま場外へ下りてリングサイドを歩き回り、独特の間を取った。リングに入るとヘッドバットを打ち込み、青木は大の字に。藤原を見習ってか、青木も場外にエスケープし、プロレスの“間”を体感。そこからまた腕取り、足取りの関節技合戦が始まり、15分時間切れの引き分けとなった。

 正座して頭をリングにこすりつけるように下げて敬意を表した青木に対して、藤原も同じポーズで応え、握手して抱き合った。藤原はマイクを握り「青木、もうこれからはお前の時代だ」と叫んだ。控え室に下がった青木は、昭和の関節技について「抽象的な表現になっちゃうんですけど、情緒のある技だと思います。今のシステマチックではなく、合理性が排除された情緒ある深みのある技だと思います」と解説した。「関節技が好きなので、まだ追っていきたいと思います」と青木は総合とは違う、NEWでの新しいスタイルを模索していく。(酒井 隆之)

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