13歳プロスケーターコンビ、青木&根付「東京五輪出たい」

2017年4月18日8時0分  スポーツ報知
  • 2人そろって強化指定選手入りを狙う青木(右)と根付

 強化指定選手選考会を兼ねた第1回日本スケートボード選手権が23日、東京・足立区のムラサキパーク東京で行われる。中学生プロスケーターの青木勇貴斗(清水六中2年)と根付海龍(かいり、島田二中2年)が出場。2020年東京五輪の追加種目に決まった種目で、世間の注目度もアップした大会で13歳コンビがどんな演技を見せるか注目だ。男女各10人が強化指定選手に選考される。

 中2コンビがそろって、日本スケートボード協会の強化指定選手を目指す。13歳ながらすでに、プロ選手の肩書を持つ青木と根付が2020年を見据えている。記念すべき第1回大会で今回の強化指定に入れば、将来の日本代表へとつながるのは確実。「もちろん、東京五輪には出たい」という目標を持つ2人が、今大会に力を込める。

 普段は、あどけない中学生。スケボーを手にして、パークに入ると、表情が一変する。静岡市内にある練習場で技を磨く仲間で、お互いに「ライバル意識はない」という。毎年11月に行われるアマチュア選手権で上位に入った選手が習得出来るプロの称号を、青木は小6の一昨年に、根付は中1の昨秋に得た。

 肩書だけでなく、実力もある。青木は3月に行われたスケートボードコンテスト・イン・新潟に出場。日本のトップ選手が集まった今回の“前哨戦”で予選3位、決勝4位の成績を収めた。「技をひとつ失敗した。それが、なければもう少し上に行けたかも」手応えをつかむのには十分だった。

 今年の春休みに渡米した根付は、本場で刺激を受けた。日本と違い、どこの公園にもスケボーが出来る施設が充実していることに圧倒された。大人から子供まで参加する大会にも出場し、215人中78位とレベルの差が痛感。「僕より小さい子に負けて悔しかった。新しい技を身に着けないといけない」と、帰国後は新技に取り込んでいる。

 ダンサーでもある父が出演しているDVDでバックに映ったスケボーをしている姿を見て「かっこいいと思った」のをきっかけに競技を始めた青木に対し、根付は伯父から教えてもらって、面白さにのめりこんだ。「出来なかった技が出来た時の達成感がたまらない」と、声をそろえる2人は、「今大会はまず、10人の中に入ることが目標」と、キッパリ。3年後の東京五輪を目指して13歳コンビの挑戦が始まる。(塩沢 武士)

 ◆青木 勇貴斗(あおき・ゆきと)2003年9月4日、清水市(現静岡市清水区)生まれ。13歳。5歳からスケートボードを始める。小6だった一昨年11月にプロに。家族は父。167センチ、43キロ。

 ◆根付 海龍(ねつけ・かいり)2003年8月19日、島田市生まれ。13歳。伯父さんの影響で小1からスケートボードを始める。昨年11月にプロに。家族は両親と弟。161センチ、46キロ。

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