青学大・原監督「大迫君さすが」“速さ”より“強さ”試す選考レース

2017年4月19日7時0分  スポーツ報知
  • 青学大の原晋監督

 日本陸連は18日、都内で20年東京五輪マラソン選考方針を発表した。一発勝負で男女2枠を争う「マラソングランドチャンピオン(GC)レース」を創設して選考するのが目玉。予選にあたるGCシリーズは今夏の北海道から始まる。従来の方式を大きく転換。条件を明確にし、長期的な強化も狙う。今年の箱根駅伝で史上初の大会3連覇と年度3冠を同時達成した青学大の原晋監督(50)は早期の選考方針発表を歓迎した。

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 今、東京五輪への道が明確になったことは選手はもちろん指導者にとってもありがたいこと。準備がしやすくなった。それは青学大だけではなく、ほかの大学、実業団チーム、すべての現場が同じだろう。

 最終選考レースの出場資格とされる東京マラソン、びわ湖毎日マラソンなどで2時間11分は決して高いハードルではない。昨年の東京で下田裕太(当時2年、現4年)が2時間11分34秒、一色恭志(当時3年、現GMOアスリーツ)が2時間11分45秒、今年の東京で中村祐紀(当時3年、現4年)が2時間12分58秒で走った。2時間11分は十分に見えている。問題はその先。チーム青学から一人でも多く最終選考会に送り込めるようにしたい。

 ほかのレースと違って、最終選考レースはペースメーカーがつかないようですが、それはいいこと。ペースが遅くなることが懸念されるが、陸上競技の本質はタイムではなく順番争い。ペースが遅くなったとしても最終的には速い選手ではなく、強い選手が勝つと思う。

 そういう意味でも、ボストンで初マラソンに挑戦した大迫傑君はさすがだ。2時間10分28秒という記録よりも、きっちり3位を取ったことは高く評価されるべきだ。

 今年の東京マラソンでは設楽悠太君が果敢な走りを見せた(2時間9分27秒で日本人3位の11位)。箱根駅伝で活躍した若い選手が活躍を始めている。徐々に日本マラソン界にいい流れが来つつある。(原晋青学大監督)

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