ベイダー、猪木に勝った試合は「歴史的な1日だった」…20日から藤波45周年ツアー参戦

2017年4月19日20時33分  スポーツ報知
  • トークイベントでベイダー(左)と握手する藤波

 プロレス界のレジェンド、藤波辰爾(63)が19日、都内で20日の後楽園ホールから始まる「デビュー45周年記念ツアー」に参戦するベイダー(61)と対談した。

 「藤波辰爾VSベイダー メモリアルトークバトル」と銘打たれたファン公開のイベントで藤波は「彼が今ここにいることが凄いこと」と感激。ベイダーは今年が1987年12月に新日本プロレスに初参戦してから30年。この時はたけしプロレス軍団の刺客として登場し両国国技館で大暴動が起こった。当時を振り返りベイダーは「歴史的な1日だった。猪木さんを評価しないといけない試合だと私は思う。3つぐらいが成し遂げられた試合だった。新日本にとってベストな1年ではなかった。無名の私はメインイベントに放り込まれた。猪木が自分とシングルで戦った。そういう設定がいろんな状況で生まれた。結果的に自分が猪木に勝ったことで新日本が新しいスタートを切ったと思う」と振り返った。

 入場の時にかぶっていた甲冑についてベイダーは「最初、見た時は象に見えた。こういうタイプのレスラーになれという意味だと思った。あの甲冑は自宅にあるんだ。ハロウィンで子供たちを驚かすために使った」と笑った。

 現在の日本のプロレス界についてベイダーは「私は今の日本のレスラーで知っている選手はいない。ただ、今のレスラーが抱える問題は過去と対決しなければいけないことだと思う。藤波さん、長州さん…あまりにも素晴らしい時代だったから、今のレスラーはその時代と戦わなければいけない。米国でも同じことが起きている。80年、90年代が素晴らしく米国の今のレスラーは、その当時のレスラーと戦っている。私は今のレスラーよりも自分が経験したあの当時のレスラーの方が優れていると思っている」と話した。その理由として「明確にどこが優れているとは言い切ることはできないが、私が経験した当時は、レスラーに対する教育があったと思う。プロレス道という道があった」と説明した。

 ファンからベストマッチを聞かれたベイダーは「三沢(光晴)との試合で思い出に残っている試合がある。彼がたばこを吸うようになって体重が増えすぎる前の試合だった。三沢さんとの試合前にビデオを見て彼がどういう動きをするのかを研究した。藤波さんとも何試合もすごい試合をやった。米国ではスティングと戦った試合が思い出に残っている。試合を通じて信頼関係を育むことを感じた選手だった。試合を重ねるごとにプロレスの中のボキャブラリーが増える感じだった」と振り返った。

 藤波の45周年記念ツアーは20日の後楽園ホール、22日の博多スターレーン、23日のエディオンアリーナ大阪第2競技場の3大会で開催。後楽園で藤波は、長州力(65)、越中詩郎(58)と組んでベイダー、武藤敬司(54)、AKIRA(51)組と対戦。両者は、IGFの2011年4月以来、6年ぶりの対決。ベイダーは「友人である藤波さんと戦うことは楽しみ」と明かした。

 博多も6人タッグで激突。藤波が越中、金本浩二(50)と組み、ベイダー、藤原喜明(67)、佐野巧真(52)組と対戦。大阪では両者はタッグを結成し長州を加えた夢のトリオで藤原、越中、佐野と激突する。

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