「Number」表紙争奪「プロレス総選挙」最終中間発表1位は内藤哲也

2017年5月19日11時0分  スポーツ報知
  • 「Number」プロレス特集の表紙を飾った内藤哲也(左)とオカダ・カズチカ
  • 「Number」プロレス特集の表紙を飾った棚橋弘至

 文藝春秋が発行するスポーツ誌「Number」の表紙を飾る現役プロレスラーをファン投票で決める「プロレス総選挙 2017」(5月31日締め切り)が大盛況だ。18日の公式ホームページ上での最終中間発表では投票者数が2万5000人を突破。企画した松井一晃編集長も「予想以上の盛り上がり」と驚いている。1位の選手が7月10日発売の「Number PLUS」の表紙となり、10位の選手までが記事になる。(甲斐 毅彦)

 現在のプロレスファンたちの情熱の温度は、編集長の松井さんが思った以上に熱かった。2015年に新日本プロレス所属選手限定で行ったファン投票では総投票者数が1万1356人。今回は締め切りを待たずに、投票者数がその倍を上回った。

 「ファンの方にこれだけ面白がって、一生懸命投票していただけるとは。まだ中間ではありますが、やって良かったなと思います」

 2年前の企画は、新日をはじめとしたプロレス人気再燃に合わせてのものだった。今年のプロレス企画はどうしようか、と松井さんが思案しているところで、テレビ朝日が3月12日深夜に放映したのが「現役・OBレスラー200人&ファン1万人がガチで投票!プロレス総選挙」という番組だった。

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の中継が延長11回まで行われた影響で、番組の放送は3時間以上遅れて始まり、放送開始は日付け変わって13日の0時13分から。それにも関わらず、反響は大きかった。だが、そのランキングには賛否が真っ二つに割れ、ネット上で大議論となった。1位がアントニオ猪木、2位がジャイアント馬場…。ベスト10の半分以上が、すでに現役を退いた選手や故人になってしまったことに異議を唱える人が出始めたのだ。

 「今、活躍しているレスラーが少ないことに納得いかないというファンの声が多かったですよね。だったらそういう思いを抱いたファン誰もが現役選手に投票できるようにしてみれば、いいんじゃないか、と思ったのがきっかけです」

 投票対象は現役レスラーで、日本リングに上がったことがあれば誰でもOK。4月3日にスタートすると、1週間もたたずに1万人以上が投票。総選挙を知った選手たちも、自身のツイッターなどで投票を呼び掛ける「選挙活動」を始め、さらに広がっていった。投票開始から1位を独走しているのは、新日本の内藤哲也(34)。2016年4月にIWGPヘビー級王座を初戴冠して以来、最も客を呼べる選手だ。にもかかわらず、テレ朝の選手では20位以内にも入っていなかった。

 「今、新日の試合会場に行けば、一番声援が大きいのが内藤選手です。テレ朝さんのランキングに入っていなかったのはファンとしては残念な結果だったでしょう。今、内藤票が多いのは、その反発心がエネルギーになっているのかもしれません」

 暫定順位をみると、昨年新日を退団してWWEで活躍する中邑真輔(37)も含めると上位5位までを新日勢が独占している。だが、6位には「空飛ぶイケメン」の異名を持つWRESTLE―1の黒潮“イケメン”二郎(24)が猛追しているのが興味深い。新日の牙城を崩す波乱も十分起こり得そうだ。

 「締め切りまで2週間あるので番狂わせもありそうです。投票していない方は、是非思い入れのあるレスラーに清く、熱い1票をお願いします」

 ◆プロレス総選挙2017 最終中間発表(5月18日午後7時発表)

〈1〉内藤哲也(新日本)

10706P

〈2〉棚橋弘至(新日本)

7960P

〈3〉中邑真輔(WWE)

6852P

〈4〉オカダ・カズチカ(新日本)

6537P

〈5〉ケニー・オメガ(新日本)

4466P

〈6〉黒潮“イケメン”二郎(WRESTLE―1)

3874P

〈7〉飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)

3318P

〈8〉柴田勝頼(新日本)

3152P

〈9〉HARASHIMA(DDT)

2743P

〈10〉丸藤正道(ノア)

2628P

※ポイントは1位投票3点、2位2点、3位1点で加算。

 ◆Number 正式名称は「Sports Graphic Number」。1980年4月、日本初のスポーツ総合誌として創刊。美しい写真と深く掘り下げたノンフィクションをテーマとしている。2000年、毎日スポーツ人賞文化賞受賞。隔週木曜日刊。印刷部数は13万3000部(日本雑誌協会調べ)。定価590円。

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