「整理される訳にはいきません」アントニオ猪木氏から見放されたNEWが開幕戦で存続求める署名活動

2017年6月2日20時52分  スポーツ報知
  • 団体存続を訴えるIGFのサイモン・ケリー・猪木取締役

 アントニオ猪木参院議員(74)が創設したプロレス団体IGFの新ブランドNEWの旗揚げ第2シリーズの開幕戦が2日、後楽園ホールで行われた。

 猪木氏は25日に都内で会見を開き、7月24日に東京・後楽園ホールでIGFとは違う格闘技イベント「ISM」を開催することを発表。この席で猪木氏は「IGFは整理する」とコメントしていた。そのため開場時に、IGFのサイモン・ケリー・猪木取締役(43)と宇田川強エグゼクティブ・ディレクター(ED)が「整理されるのか、続行出来るのか」との文書を配布し、署名活動を行った。

 宇田川EDは「寝耳に水の発言にスタッフは悔しくて涙しました。IGFとNEWは絶対に整理される訳にはいきません」とし、「整理されるのか、続行出来るのか」を旗揚げ第2シリーズのサブタイトルにすることを表明。大阪、姫路、岡崎など8月25日までの全8戦を敢行するとした。

 NEWは“脱・猪木”を掲げて今年4月に旗揚げ。従来のIGFのような大会場ではなく、全国の小会場を回って、元幕内・若麒麟の鈴川真一(33)や総合格闘家の青木真也(34)らが新しいプロレスを模索。大みそかのイノキボンバイエで猪木氏にその集大成を見せるという構想だった。猪木氏の娘婿でもあるサイモン氏は、開会宣言でリングに上がり、「私たちの目標は2年間で5万人を動員する。それができなかったら、自分たちの力不足ということでなし(解散)にするというものでした。それが、まさか猪木さんから『整理する』と言われるとは思ってなかったです。私たちはシリーズを続けて参ります」とあいさつし、激励の拍手を浴びた。

 このイベントの開会の4時間前に、猪木氏は公式ツイッターで「今のIGFには理念が無い。カネが絡むと、どうして人間はこうなってしまうのか。IGFからは、とっくに手をひいている。俺の名前を勝手に語るな。NEWは勝手にやればいい」とつぶやいている。

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