【世界柔道】初出場で銀の朝比奈沙羅、将来は医学の道へ

2017年9月4日7時0分  スポーツ報知

 ◆世界柔道第6日 ▽女子78キロ級決勝 ○朝比奈(優勢)于頌●(2日、ハンガリー・ブダペスト)

 女子78キロ超級の朝比奈沙羅(20)=東海大=は、決勝でリオ五輪3位の于頌(中国)に延長で敗れたが、初出場で準優勝。 初の世界選手権は苦い記憶が残った。朝比奈は初戦から3試合続けて2分足らずで一本勝ちするなど、勢いよく駆け上がった決勝で壁にぶち当たった。リオ五輪3位の于頌に指導1つをリードし、支え釣り込み足で何度も揺さぶったが、決め手を欠いた。延長で2つ目の指導を受けて敗戦。無念の銀メダルに「審判の判断に委ねるという形で試合が終わった。心も体も万全の状態で仕上げてこられたと思うので、なおさら悔しい」と涙がこみ上げた。

 176センチ、135キロの大器は将来、医学の道を志す理論派。国内では「自分よりでかい選手を見たことがない」というが、海外勢を想定して週に3、4度は男子選手との稽古に励んだ。ルール改正により延長戦が増えることも見越し、今年から水中バイクでスタミナ強化にも取り組んできた。

 万全の準備で臨んだだけに悔しさも増したが、まだ20歳。「組み手をしっかり持てたら、もう少しいい柔道ができた。100%の力で負けたから、もっと強くなりたいと思った」と敗戦を糧にすることを誓った。

 ◆朝比奈 沙羅(あさひな・さら)1996年10月22日、東京都出身。20歳。春日柔道クラブで柔道を始め、渋谷教育学園渋谷中―渋谷教育学園渋谷高。東海大3年。講道館杯は昨年で女子初の4連覇。2014年世界ジュニア選手権優勝。17年全日本女子選手権、グランドスラム(GS)パリ、GSエカテリンブルク大会優勝。得意は払い腰。176センチ、135キロ。

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