“無印”外処茅優、柔道ジュニア体重別で快進撃の準優勝

2017年9月10日8時0分  スポーツ報知
  • 女子44キロ級の初優勝を逃して悔しがる富士学苑高・外処

 ◆柔道 全日本ジュニア体重別第1日(9日、埼玉県立武道館)

 女子44キロ級で外処茅優(とどころ・ちひろ、富士学苑高2年)が決勝に初進出。惜しくも優勢負けで準優勝も、今夏の全国高校総体にも出場していなかった無印選手が快進撃をみせた。同48キロ級では梅北真衣(山梨学院大1年)が初優勝。同57キロ級で3連覇を狙った富士学苑OGの舟久保遥香(18、三井住友海上)は準決勝でまさかの敗退を喫し、3位に終わった。

 金メダルを逃した富士学苑・外処の表情に、悔しさと充実感が入り交じった。女王・久保井仁菜(京都文教高2年)を臆することなく攻めたが、2分25秒に小内巻き込みで技ありを奪われた。初の決勝は優勢負け。「ここまで勝てたのは収穫だけど、まだ力が足りない(舟久保)遥香さんに優勝する姿を見せたかった」と唇をかんだ。

 今夏の全国高校総体は県予選敗退。今大会は無印選手ながら、2回戦では得意の払い腰で一本勝ちするなど快進撃。昨年5月に右鎖骨を骨折し、約7か月の離脱を強いられたが、心の支えは2学年上の先輩・舟久保の存在。練習できない時期に「活躍する時は必ず来るから」と励まし続けてくれた。

 決勝前、その舟久保が目の前でV3を逃した。「柔道は何が起こるかわからない。もっと努力する」と外処。苦楽をともにした先輩の姿を成長の糧にする。(小沼 春彦)

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