マイナーだがスリリングなビーチテニスの世界…DJ山本ゆうじがリポート

2017年9月11日19時57分  スポーツ報知
  • 左から、宮坂みさ、高橋友美、山本ゆうじ、相澤幸太郎、山本直晃

 10日に行われたITFビーチテニス鵠沼オープン最終戦を、進行を務めた東京マラソンDJの山本ゆうじがリポートする。

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 日本のビーチテニスのトップ選手が一堂に介するITFビーチテニス鵠沼オープン最終戦が10日に神奈川県湘南鵠沼海岸で行われ、会場進行DJをさせていただきました。

 男子は国内ランキング1位の山本直晃と同7位の相澤幸太郎が、平木(6位)、川北(9位)を破り優勝。女子はビーチテニスキャリア10年の高橋友美(2009年~14年まで6年間国内NO、1ランキング)、宮坂みさペアが、今シーズン同大会5回の優勝でランキング1位の本間江梨、同2位で4回優勝の大谷晶子を破って優勝。男女ともに決勝は2時間以上に及ぶ大接戦となった。

 「見ている皆さん、長い時間ありがとうございました。初めて試合で涙が出るほどタフな試合でした」(山本)。試合途中右手首を負傷しながら試合を続行した相澤は「苦しかった、(対戦相手、平木、川北ペア)とは二度と対戦したくないですね(笑い)」とコメントした。

 「私の身長(172センチ)を活かし前に出て、高橋選手のディフェンスと、2人の良さが出ました」(宮坂)、「とにかく集中しよう、常に集中することでペアの良さが出てくると信じてました」(高橋)。

 ビーチテニスは1997年イタリアで生まれた競技で日本では10年前に鵠沼で初めてスタートした新しい競技だ。コートの大きさは8×16メートル(ビーチバレー公式戦と同じサイズ)、ネットの高さは170センチ。基本はダブルスで行う3セットマッチ。試合進行は、ほぼ公式テニスと同じだがサーブは1回のみ、太陽光線、風を受けながら素足でプレーする。このあたりがビーチバレーの要素も加わった独特のテニスだ。

 まだまだ日本ではマイナーな競技。クラウドファンディングしながら遠征費を募る高橋選手や、2児の子を持ちながらも夫の理解を得て戦う宮坂選手には本当に敬服する。決勝で惜しくも敗れた本間江梨はバレーボール元Vリーガー。イタリアリーグでリベロとして活躍しヨーロッパチャンピオンにも輝いた選手だ。

 ビーチ上での競技だけにボールが落ちたら負け。バウンドさせず打ち合いだけで決着をつけるビーチテニス。日本では知名度がまだまだながら、見ている者に息もつかせないスリリングなスポーツだ。

 全日本選手権、楽天オープンなど、まだまだ公式戦は続くので、追いかけていきたい。(sportsDJ山本ゆうじ)

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