【箱根への道】駒大、大学世界一金&銀のWエース片西と工藤がチーム底上げ

2017年9月13日15時0分  スポーツ報知
  • 駒大の菅平高原合宿に合流したユニバ・ハーフマラソン優勝の片西(右)と2位の工藤

 箱根駅伝を目指す各校の夏合宿は終盤に突入した。長野・菅平高原には多くのチームが集結。ユニバーシアードのハーフマラソン(8月27日・台北)で金、銀メダルを獲得した駒大の片西景(3年)、工藤有生(4年)はつかの間の休息を挟んで練習を再開した。(竹内 達朗)

 大学世界一決定戦でワンツーフィニッシュを決めたWエースが合流し、駒大は一気に活気づいた。片西と工藤は8月29日に帰国した後、約1週間の夏休みを取り、5日から長野・野尻湖畔で2人だけの合宿で調整。10日から菅平高原で約1か月ぶりにチーム練習に加わった。「全員が『俺たちもやるぞ』という雰囲気になった」と大八木弘明監督(59)はうなずいた。

 レースは残り1キロ地点で抜け出した片西が1時間6分9秒で制し、14秒差で工藤が続いた。「絶対に勝ちたいという強い気持ちで走った」と片西。工藤も「駒大で金、銀を取れたことは自信になる。これから気持ちを切り替えてチーム全員で駅伝シーズンに臨みたい」と話した。

 指揮官は「2人で箱根駅伝の2区争いをしてチームを引っ張ってもらいたい」とゲキを飛ばす。3大会連続で2区を目指す工藤は「レベルの高い争いをして最終的には僕が2区を勝ち取り、他校のエースと勝負します」とキッパリ。前回は9区で4位だった片西は「自分が2区を走るという意識で練習することがチームと自分のプラスになる」とさらなる成長を誓う。

 ユニバ金銀コンビに続く戦力も充実しつつある。40キロ走を2回行うなど精力的に走り込んだ下史典(3年)は、来年3月のびわ湖でマラソン初挑戦を視野に入れている。大八木監督は「下は箱根では主要区間を任せられる。主将の高本(真樹、4年)もこの夏、一皮むけた。1年生では加藤淳が主力と同様の力をつけてきている」と話した。

 学生3大駅伝で日体大と並び最多タイの21勝を誇るが、最近は栄冠から遠ざかる。箱根路では07年が最後の優勝。前回は9位に終わった。「出雲でいいスタートを切り、全日本、箱根は勝ちに行く」と工藤。この夏、駒大は王者復活への足がかりをつかんだ。

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