スポーツ界のライバルを陥れた例…カヌー薬物混入

2018年1月10日6時0分  スポーツ報知

 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は9日、昨年9月に石川・小松市で開催されたカヌー・スプリント日本選手権で、鈴木康大(やすひろ、32)=福島県協会=が小松正治(25)=愛媛県協会=のドリンクに禁止薬物を混入し、小松がドーピング違反で資格停止となっていた事実を公表した。JADAは鈴木を8年間の資格停止とし小松の処分を解除した。日本で他者の薬物混入による違反が起きたのは初めてで、日本カヌー連盟は鈴木を最も重い除名処分にする方針だ。

 ◆スポーツ界のライバルを陥れた例

 ▽82年 プロボクシング協栄ジムの金平正紀会長(故人)が、世界戦の対戦相手のオレンジジュースに毒物を混入していたことが発覚。会長はクラブオーナー資格を剥奪されたが、89年に処分は解除された。

 ▽94年 リレハンメル五輪代表選考を兼ねたフィギュアスケートの全米選手権で、トーニャ・ハーディングが元夫らを利用しナンシー・ケリガンを暴行。ケリガンは膝を負傷し欠場、ハーディングが優勝した。特例で五輪に出場したケリガンは復活の銀メダルを獲得。ハーディングは8位で引退し、その後、行為を認めた。

 ▽05年 中国で行われた全国運動会で、陸上女子長距離のエース・孫英傑の飲み物に別の選手が筋肉増強剤を混入。孫は1万メートルで銀メダルを獲得するも、その後のドーピング検査で陽性反応となり失格。その後に事実が判明した。

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