山梨学院大、新主将に箱根1区走った永戸聖 チームテーマは「気概を示せ!」

スポーツ報知
山梨学院大陸上部の新主将に任命された永戸聖(右)にプルシアンブルーのたすきを手渡す前主将の上田健太

 今年の箱根駅伝で総合18位に終わり、2年連続で予選会からの参加が決まった山梨学院大陸上部が16日、甲府市内で新旧役員の交代式を行った。今回1区を走った副主将の永戸聖(3年、岩手・盛岡工高出)が新主将に就任することが決まり、前主将で上田誠仁監督(59)の次男・健太(4年)からチームカラーでもあるプルシアンブルーのタスキを手渡された。

 永戸は「今季は(学生3大駅伝の)全日本・箱根とも予選会からの参加となりますが、チームテーマを胸に刻み、全員で頑張れば勝利は見えてくると思います」とあいさつ。今季のチームテーマは「気概を示せ!~逆境をはね返せ 挑戦なくしてチャンスなし~」と決定。過去最低順位となったレースからの巻き返しを誓った。

 新チームには永戸と今回の箱根駅伝で2区区間賞を獲得したドミニク・ニャイロ(3年)を中心に、出場メンバー7人が残る。初出場の1987年から32年連続出場のチームを再び箱根路に戻すため、厳しい戦いに挑む。

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