内村、海外合宿を恒例化したい…白井は張本にエール

　１６年リオ五輪体操男子個人総合＆団体２冠の内村航平（２９）＝リンガーハット＝が２０日、都内で日本体操協会の年間表彰式に出席した。プロになり初めて行ったオーストラリアでの海外合宿から帰国したばかりで「最高でした。いい練習が積めたと思う。新鮮な気持ちでできた」と手応え十分。来年以降も「絶対に行きたい」と海外合宿を恒例化する予定だ。

　昨年１０月の世界選手権で負傷した左足首の回復も順調。「恐怖心を払拭できたと思う」と６種目中、床以外の５種目は練習に取り組めるようになった。３月のＷ杯カタール大会が復帰戦となる。

　白井健三（２１）＝日体大＝も年間表彰式に出席。１３年世界選手権では日本史上最年少の１７歳で金メダルを獲得するなど、数々の最年少記録を保持。全日本卓球選手権で最年少優勝を狙う張本智和へ「挑戦する選手の方が強い。先輩方に立ち向かってほしい」と熱いエールを送った。表彰式では最優秀選手に選ばれた。