設楽悠太のマラソン日本新記録を前日本記録保持者の高岡監督が祝福…瀬古リーダーは1億円に羨望

スポーツ報知
設楽悠太の日本記録更新を喜ぶ日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー

 25日の東京マラソンで2位となり、2時間6分11秒の日本記録をマークした設楽悠太(26)=ホンダ=を、前日本記録保持者となったカネボウの高岡寿成監督(47)が祝福した。自身が2010年にシカゴマラソンでマークした2時間6分16秒の日本記録を16年ぶりに5秒更新した設楽悠太に対し「おめでとう、と言いたい。日本マラソン界のためには本当に良かった。個人的には(記録が破られ)少しだけ残念な気持ちもありますけど」と笑顔で話した。

 日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(61)=DeNA総監督=も感激。昨年9月、日本初の100メートル9秒台に突入した桐生祥秀(東洋大4年)の名前を挙げて賛辞を送った。「短距離界の桐生君の役割をマラソン界の設楽君がしてくれた。今後、選手が刺激し合っていい状況になるでしょう」と満面の笑みで話した。2015年に日本実業団陸上競技連合が創設した日本記録突破報奨金の1億円を手にしたことに「1億円、いいよなあ」と冗談を交えて話した。

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