阿部一二三、今年初戦Vも「課題が見つかった」

スポーツ報知
囲みに応じる阿部一二三

 柔道の17年世界選手権男子66キロ級金メダルの阿部一二三(20)=日体大=が20日、グランドスラム・エカテリンブルク大会から成田空港に帰国した。今年の初戦を優勝で飾ったが「相手がすごい研究してきてると感じた。課題が見つかる試合になった」と反省した。

 今大会は4試合とも得意の担ぎ技が警戒され、相手が腰を引いて低い姿勢を取ってきたという。「全然前に出てこない。やりにくさを感じて、自分も様子を見てしまった」。ただ、連覇を狙う今夏の世界選手権に向け、海外勢の出方を見ることができたのは収穫だ。「相手がどういう対策をしてきてるのか、体で感じられたのは大きい。そこをしっかり改善できれば、圧倒的な力で勝てると思う」と表情を引き締めた。

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