内村航平、復帰戦2種目で予選落ち…あん馬で落下「まだまだ30点くらい」

スポーツ報知

 体操の種目別で争うW杯カタール大会は21日、ドーハで開幕して予選前半が行われ、昨年10月の世界選手権で左足首を故障して以来の復帰戦となった五輪男子個人総合の2大会連続金メダリスト、内村航平(29)=リンガーハット=はつり輪で14・366点の10位、あん馬で13・233点の19位に終わり、上位8人による決勝進出を逃した。16年リオ五輪団体金の加藤凌平(24)=コナミスポーツ=は床運動とあん馬でともに7位に入り、決勝に進んだ。

 左足首故障からの完全復活を目指すシーズン初戦。内村はつり輪をほぼノーミスでまとめたが、あん馬は落下のミスが出た。ともに予選敗退。「つり輪は武器ではないが、あん馬は予選通過したかった。まだまだ30点くらい」と控えめに自己採点した。内村が4月の全日本選手権前に試合に臨むのは異例。状態は万全ではないが、この日のつり輪の着地は「狙って止めにいった。足首の痛みも全くなかった」と順調な回復に手応えも感じていた。

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