山県亮太、今季国内初戦は織田記念国際「9秒8台出せると思ってやっている」

スポーツ報知

 16年リオ五輪男子400メートルリレー銀メダルの山県亮太(25)=セイコーホールディングス=が25日、今季国内初戦として織田記念国際(4月28~29日、広島)に参戦する意向を示した。

 約1か月のオーストラリア合宿から成田空港に帰国し「(今季は)もちろん日本記録を出したい。現実目標として9秒8台を出せると思ってやっている。チャンスをつかめるように頑張りたい」と力を込めた。

 今季の2大目標は、日本選手権(6月、山口)とアジア大会(8月、ジャカルタ)での優勝。「アジア大会の代表を、日本一になって決めたい。今は(蘇ら)中国の選手も強いので、アジアのライバルに勝ってナンバーワンになりたい」と宣言していた。

 今季から山県と同じセイコーホールディングス所属となった女子100&200メートル日本記録保持者の福島千里(29)も、山県とともに帰国。次戦は4月中旬にシンガポールで行われる大会に参戦し、国内では織田記念国際に臨む。「自己ベスト更新と日本選手権優勝が目標。アジア大会も前々回(10年)、前回(14年)と(躍進の)きっかけになっている大会なので、もう1度目指したい」と意気込みを新たにしていた。

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