女子レスリング、代表選考にプレーオフを導入

スポーツ報知

 日本レスリング協会が女子の世界選手権(10月20~28日、ハンガリー・ブダペスト)の代表選考方法にプレーオフ(PO)を導入することが15日、分かった。これまでは大会前年の全日本選手権と開催年の全日本選抜選手権の勝者が異なる場合、後日に参考試合を行い強化委員長が判断してきたが、西口茂樹強化本部長(52)が「2大会の優勝者が異なる場合はPOをやる。(全日本選抜の)後日に、計量も含めた完全な試合形式で行う」と話した。

 伊調馨(33)=ALSOK=らに対する日本協会前強化本部長の栄和人氏(57)のパワーハラスメント問題で、第三者委員会から「選考過程の公平・公正及び透明化」を提言されており、選考基準がより明確になった。全日本選抜は6月14~17日に東京・駒沢体育館で開催される。西口強化本部長は柔道男子日本代表の井上康生監督(39)と意見交換。「(出場は)2人ではない」として、POにもつれた場合は両大会勝者に、実績ある選手を加えるなど3人以上で行う可能性も示唆した。

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