池江璃花子、日大に進学へ

スポーツ報知

 競泳のリオ五輪代表・池江璃花子(17)=ルネサンス亀戸=が来年4月から日大に進学する意向であることが16日、関係者への取材で分かった。東京・淑徳巣鴨高3年の池江は複数の大学から勧誘を受けていた。

 池江は東京・小岩四中3年だった15年に初めて世界選手権代表入り。16年リオ五輪に出場し、現在は自由形とバタフライの個人5種目で日本記録を持っている。8日までの日本選手権では50、100メートルの自由形とバタフライに出場し、全て日本記録での4冠という快挙を達成していた。

 日大は16年4月に国内では数少ない最新鋭の「低酸素+流水」プールが完成。日本代表クラスの選手も個人的に練習に通うなど、強化環境も整っている。池江は日本選手権を最後に、中学時代から指導を受けていた村上二美也コーチの下を離れた。8月のパンパシフィック選手権、アジア大会まで代表活動が主だが、9、10月頃までには新たな指導体制を決めたいとしている。

 日大水泳部は、故古橋広之進・元日本水連会長らを輩出。現在は、競泳日本代表でヘッドコーチなどを歴任し、日本水連副会長でもある上野広治氏が監督を務めている。

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