山本尚貴PP獲得 デビュー戦の福住が2位…スーパーフォーミュラが開幕

スポーツ報知

◆スーパーフォーミュラ開幕戦 鈴鹿2&4レース(21日、三重・鈴鹿サーキット=1周5・807キロ)

 ノックアウト方式で公式予選を行った。山本尚貴(29)は3回目のタイムアタックで1分36秒911のベストタイムをマーク。一昨年の開幕戦(鈴鹿)以来、9度目のポールポジションを獲得した。2番手はデビュー戦となったチームメートの福住仁嶺(ふくずみ・にれい、21)が入り、チーム無限がフロントローを独占した。3番手は野尻智紀(28)=ドコモ・チーム・ダンディライアン=が入った。決勝は22日、51周で争われる。

 楽しみな若手が出てきた。21歳の福住はデビュー戦の予選で2位。ポールの山本に0・08秒差まで肉薄した。「2位に入れるとは思わなかったけど、タイム差を見ると悔しいですね」。徳島県にある真言宗「三宝院」の住職の次男。ホンダのスカラシップを得て16年から欧州のレースに参戦し、今シーズンは最高峰のF1の下のF2にもステップアップした。「初めてですから不安はあります」と言うが、大物感が漂うドライバーだ。

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