多田修平、人生初スターターの大役果たす「緊張したけど楽しかった」

スポーツ報知
兵庫リレーカーニバルでスターターを務めた多田修平

 昨夏のロンドン世界陸上男子4×100メートルリレー銅メダルの多田修平(21)=関学大=が22日、人生初のスターターを務めた。神戸ユニバー記念競技場での兵庫リレーカーニバルで、小学生と北京五輪代表・朝原宣治氏(45)、同・小林祐梨子氏(29)ら兵庫県出身ゲストが競った特別レース「キッズ・レジェンド・チャレンジ」100メートルを担当。朝原氏から「何で走らへんねん?」と突っ込まれながらも、大役を務めた多田は「緊張したけど楽しかった。裏方さんの苦労が見られて、感謝の気持ちが沸いた」と笑顔。

 100メートルで昨季は自己ベストの10秒07や追い風参考ながら9秒台をたたき出し、一躍有名となった。今季はここまで国内2レースに出場し、ベストは10秒29。「今季は9秒台を最低限の目標として、アジア大会(8月・ジャカルタ)優勝を目指す」と観客席に誓い、大きな拍手を浴びた。次走は関西学生対校選手権(5月10~13日・西京極)を予定。

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