ガトリン、ヤング、桐生らとの豪華レースに山県「9秒台出すチャンスある」

スポーツ報知
セイコーGGPへ意気込んだ(前列左から)キャンディス・ヒル、福島千里、(後列左から)多田修平、桐生祥秀、ジャスティン・ガトリン、山県亮太、ケンブリッジ飛鳥

 陸上のセイコーゴールデングランプリ大阪(20日、ヤンマー)の有力選手が19日、試合会場で会見した。

 男子100メートルは、ガトリン、ヤング(ともに米国)に加え、日本記録(9秒98)保持者の桐生祥秀(22)=日本生命=の3選手が自己ベスト9秒台。国内屈指の豪華レースになる。「たくさんの素晴らしい選手と走れるので、しっかり頑張りたい」と桐生は力を込めた。

 桐生に次ぐ9秒台を目指す国内勢も、主力がズラリとそろった。山県亮太(25)=セイコーホールディングス=は「本当にいいメンバーがそろうので、(9秒台を)出すチャンスはある。勝ちにこだわった中で結果を出せればいい」。ケンブリッジ飛鳥(24)=ナイキ=は「今出せる最高のパフォーマンスを出したい」と意気込んだ。地元でのレースとなる多田修平(21)=関学大=は「調子も上がってきている。勝てば、タイムもついてくると思う」と大台突破を見据えた。

 男子100メートルは20日午後3時15分にスタートする。エントリーメンバーは以下の通り。(カッコ内は自己記録と国・所属)

J・ガトリン(9秒74=米国)

I・ヤング(9秒97=米国)

桐生祥秀(9秒98=日本生命)

山県亮太(10秒00=セイコーホールディングス)

多田修平(10秒07=関学大)

金国栄(10秒07=韓国)

ケンブリッジ飛鳥(10秒08=ナイキ)

宮本大輔(10秒23=東洋大)

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