関東学生100メートルで東洋大ルーキー宮本が優勝 桐生も成し得なかったV4へ第一歩

スポーツ報知
陸上関東学生対校の男子1部100メートルで追い風参考ながら10秒11の/好記録で優勝した東洋大ルーキーの宮本(中央)。左は2位の東海大・岩崎、右は3位の中大・竹田

◇陸上関東学生対校選手権第2日(25日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)

 男子1部100メートルで東洋大1年の宮本大輔が追い風3・2メートルの参考記録ながら10秒11の好記録で優勝した。京都・洛南高、東洋大の先輩でもある桐生祥秀(日本生命)も成し得なかった同大会4連覇へ第一歩を記した。

 同大会の男子1部100メートルでV4を達成した選手は、「暁の超特急」と呼ばれた1932年ロス五輪100メートル6位の吉岡隆徳(文理大、現筑波大)、後にプロ野球選手に転身した1964年東京五輪、68年メキシコ市五輪100メートル準決勝進出の飯島秀雄(早大)の2人のレジェンドだけ。「1年目を勝てたので、2、3、4年目もしっかり勝てるようにしたい。次の目標は公認(追い風2・0メートル以下)で10秒1台ですね」と宮本は冷静に話した。

スポーツ

×