女子高飛び込みで金戸凜が初優勝 親子3代での五輪出場目指す14歳

スポーツ報知
女子高飛び込みで優勝した金戸凜

 飛び込みの日本室内選手権が16日、東京・辰巳国際水泳場で行われ、女子高飛び込みで中学3年生の金戸凜(14)=セントラルスポーツ=が339・70点で初優勝。15日の3メートル板飛び込みに続き、今大会2冠を果たした。予選、決勝ともに安定したパフォーマンスで「緊張しすぎず、リラックスしてできた。安定してたけど、もっと点数を上げていきたい」と振り返った。

 金戸は昨年10月から多くの五輪メダリストを輩出してきた飛び込みの強豪チーム、オーストラリアのニューサウルウェールズ・スポーツ研究所で定期的にトレーニングを行い、スキルアップを図っている。「全然できなかった技ができるようになったし、試合の進め方だったり、気持ちのコントロールなど(オーストラリアで学んだことが)できた」。昨年4位だった高跳び込みもリオ五輪の決勝進出相当の高得点で優勝し、メキメキと力をつけてきている。

 親子3代での五輪出場を目指している14歳は「高飛び込みの方が世界で戦える」と話す。東京五輪までは残り2年。「まだ日本人で(飛び込みで)メダルを取った人はいないので、自分が第1号になるぞという気持ちがある。成果を出したい」と意気込んだ。

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