飯塚翔太、全体トップで決勝進出「あれくらいでいければ十分」

スポーツ報知
男子200m予選2組・1着でゴールし決勝進出を決めた飯塚翔太

◆陸上 日本選手権 第2日(23日、山口・維新みらいふスタジアム)

 男子200メートル予選で、16年リオ五輪400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(26)=ミズノ=が全体トップとなる20秒55(追い風0・5メートル)の2組1着で24日の決勝に進んだ。

 序盤からコーナー部をスムーズに加速し、2着の桐生祥秀(22)=日本生命=に0秒24の大差をつけた。「焦らずにいけた。あれくらいでいければ十分」とうなずいた。

 22日にライバル・中国の蘇炳添が100メートルでアジアタイ記録となる9秒91をマークした。「めっちゃ足速いですね! アジア人でも走れる力があると世界に見せたい、というのがあると思う」。中国勢では、19日にも謝震業が当時中国新となる9秒97を記録している。「僕らが(リオ五輪銀やロンドン世陸銅の)リレーで(中国に)刺激を与えて、それが今返ってきていると思う。次、また与えられるように頑張りたい」。24日の決勝では、200メートルの日本記録(20秒03)を上回る日本初19秒台で度肝を抜きたい。

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