桐生、100M決勝は3位 アジア大会代表落選濃厚も24日の200M決勝「焦りない」
スポーツ報知
◆陸上 日本選手権 第2日(23日、山口・維新みらいふスタジアム)
男子100メートル決勝が行われ、桐生祥秀(22)=日本生命=は10秒16で3位に沈んだ。
レース後、桐生は「負けましたが、10秒1台を予選から3本そろえられたのは収穫」とさっぱりした表情で話した。「例年は『勝たないと』と思って走ったが、今年は『シーズンベストを出そう』と意識した」と肩の力を抜いて臨んだが、4年ぶりの優勝には届かなかった。アジア大会代表落選が濃厚だが「状態は悪くない。(アジア大会ではなく)他の大会に早く出て、また9秒台を出せる手応えはある」。試合を重ねれば日本記録の更新もあるとあくまで強気を貫いた。
24日には200メートル決勝に出場する。「焦りはない。100メートルのスピード感をうまくつなげたい」と前を向いた。