東京五輪のトライアスロンコース発表「史上最も都会的なコース」
スポーツ報知
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は2日、都内で会見を開き、お台場が舞台となるトライアスロンのコースを発表した。レインボーブリッジや観覧車、商業施設群を望みながらの「史上最も都会的なコース」で、競技が行われる。
お台場海浜公園がスタートとゴール、次の種目に移行する「トランジション」の地点となる。1・5キロのスイムは公園内の海に設置する浮桟橋から飛び込み、1キロを1周、さらに500メートルを1周する。5キロの道のりを8周するバイクは公園から南に向かい、都市型スポーツの会場群「アーバンクラスター」や、花と緑に囲まれたシンボルプロムナード公園を東に抜け、北進してお台場海浜公園に戻る。ランは同公園周辺で2・5キロを4周する。
2016年リオ大会まで4大会連続で五輪に出場し、昨年第一線を退いた田山寛豪さん(36)は「東京の名所を一望出来るコース。これまでは選手村から遠い所で行われることが多かった。選手村から目と鼻の先なので、選手はより力を発揮出来る。選手に最高の舞台が用意された。すごくうらやましい」と、“都市型レース”の盛り上がりに期待した。競技は男子が7月27日、女子が28日、混合リレーが8月1日で、いずれも午前8時スタート。