古市憲寿氏“四つんばい”タスキリレーで提言「走れなくなった所でタスキをつなげばいい」

スポーツ報知
古市憲寿氏

 23日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、21日に福岡で行われた全日本実業団対抗女子駅伝の予選会で、2区に起用された岩谷産業の飯田怜(19)が途中で倒れて走れなくなり、膝から血を流しながら中継所までの約200メートルをはって、タスキをつないだことについて特集した。

 同選手は右脛骨(けいこつ)の骨折で全治3~4か月と診断されたが、MCの小倉智昭キャスター(71)は「岩谷産業はできたばかりのチーム。プリンセス駅伝はクイーンズ駅伝の予選をかねていて、上位14チームに入ると本番に出られる。そうすると、できたばかりの駅伝チームは何が何でもタスキを渡したいでしょう」と飯田選手の思いをおもんぱかった。

 コメンテーターで社会学者の古市憲寿氏(33)は「そもそも駅伝のルールが気にくわない。1人の個人の失敗で集団が比較になってしまう。個人の選手生命を犠牲にしてもいいという考え方がすごい古くさいと思っている。選手が走れなくなった所から、次の選手にバトン、タスキをつなげばいい」と競技の“ルール変更”を提案。小倉氏は「走れなくなったところで? それでは駅伝の意味がないでしょう」と古市氏の提案をさらっと流した。

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