【箱根駅伝】山梨学院大、22年ぶり頂点へ5区“父子鷹”で勝負「自分の走りを見せてほしい」

2016年12月30日7時0分  スポーツ報知
  • 息子の健太(左)を5区で起用すると明かした山梨学院大の上田誠仁監督

 来年1月2、3日に行われる第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、報知新聞社後援)を主催する関東学生陸上競技連盟は29日、出場21チームの10区間と補欠6人の選手登録を発表した。山梨学院大は上田誠仁監督(57)の次男・健太(3年)を5区に起用し、往路で勝負を決める。

 山梨学院大は2年連続の“父子鷹”で、“天下の険”に挑む。上田監督は健太を初めて5区に起用することについて「今月初旬に16人のメンバーを選んだ時から、選択肢を持って準備をさせていた」と虎視たんたんとうかがっていた策だったことを明かした。

 健太は今季出雲、全日本とも1区で、それぞれ3位、6位。結果を出したことで箱根も1区起用が濃厚とされていた。だが「1区を走らせて(2区区間賞候補の)ニャイロにつなぐことも考えたが、芦ノ湖でよりいい順位にいることを考えた」と指揮官。5区は距離が23・2キロから20・8キロへと短くなるが、重要区間であることは変わらない。3年間でチームの柱へと成長した息子に「上りに対応できる粘りとスピードを持っており、5区で勝負できる」と山上りを託し、22年ぶりの頂点へ、打倒青学大に攻めのオーダーを組んだ。

 上田監督は順大2年時の1979年から3年連続で5区を走り、2度の区間賞を獲得した。今回、同じ5区に大東大の奈良修監督(45)の長男・凌介がエントリー。奈良監督も現役時代5区を4度走り2度区間賞と、山上りのスペシャリストの親を持つ2世対決にも注目が集まる。上田監督は「自分が走った時を思い出す。(健太には)自分の走りを見せてほしい」と一瞬頬を緩ませ、父親の顔を見せた。(大津 紀子)

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