照ノ富士、Vさらわれ「目に見えるつらさと目に見えないつらさがある」来場所綱取り微妙に

2017年3月27日6時0分  スポーツ報知
  • 本割で稀勢の里(上)に突き落としで敗れた照ノ富士(カメラ・酒井 悠一)

 ◆大相撲春場所千秋楽 ▽本割 ○稀勢の里(突き落とし)照ノ富士● ▽幕内優勝決定戦 ○稀勢の里(小手投げ)照ノ富士●(26日・エディオンアリーナ大阪)

 11場所ぶりの復活優勝は落胆とともにこぼれ落ちた。前日は変化で星を奪った照ノ富士が、本割では2度の変化に翻弄されてV逸。「まー、勝負事だからね。目に見えるつらさと目に見えないつらさがあるんだよ。表に出すか出さないかだけ」。古傷の左膝のテープとサポーターの範囲は倍にした前日のさらに倍。「一口でも飲むと勝てなくなる気がする」。3月に入り酒を断ち優勝してウイスキーで乾杯する夢はもろくも消えた。

 賜杯は逃したが優勝に準ずる成績。規定に照らせば夏場所(5月14日初日・両国国技館)は綱取りの資格を有することになった。だが観戦した横綱審議委員会の岡本昭委員は、「綱取りだよ。でも5人の土俵入りは見たいか?」と消極的。二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)は、「(今場所の悪い)内容がね。稀勢の里と違い1年間安定してないしね」。今場所はカド番の上に14日目の変化が印象を悪くしており、ハードルはかなり高いことは間違いない。(網野 大一郎)

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