朝青龍の甥が立浪部屋に入門、九州場所で初土俵へ

2017年8月6日5時0分  スポーツ報知
  • 表彰状を手にするビャンバスレン
  • 鳥取城北のアマルサナー(手前)に押し出しで敗れ、準優勝に終わった日体大柏のビャンバスレン

 大相撲の元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏の甥で、千葉・日体大柏高相撲部にモンゴルから留学中のスカラグチャー・ビャンバスレン(3年)が立浪部屋に入門することが5日、分かった。関係者によると「デビューは11月になる」見込みで、九州場所で初土俵を踏む予定だ。

 ビャンバスレンは朝青龍の兄の息子で、レスリングの選手としてモンゴルの中等教育を卒業後に来日。高1の夏に国技館で大相撲を観戦し、「相撲をやりたい」と優勝25回を誇る叔父と同じ道を志した。相撲を始めて2年だが、昨年は関東大会の重量級で優勝するなど才能を発揮。昨年2月には佐渡ケ嶽部屋で稽古するなど、下地を作ってきた。

 現在の立浪部屋はモンゴル出身の元幕下・竜王浪が今年の春場所後に引退。1部屋1人の外国人力士枠が空き、入門に支障はない。22歳の明生、21歳の力真といった若い力士が昨年末から続々と十両に昇進し、部屋を引っ張っている。師匠(元小結・旭豊)の熱心な指導もあり、実力を付けるには最適な環境だ。

 ビャンバスレンはこの日、宮城県で行われた高校総体で個人戦準優勝。モンゴル人初の高校横綱は逃したが、腕力や足腰の強さを見せ、明徳義塾(高知)で3位だった朝青龍の成績を上回った。入門2年で横綱と対戦した叔父に劣らないスピードで番付を上げれば、東京五輪まで現役を続ける意向の横綱・白鵬(宮城野)との対戦もあり得る。4月には体験稽古に出向いた友綱部屋で胸を借り、白鵬も「動きの良さは叔父さん譲り」と目を細めていた。

 ◆角界入り期待の予備軍 干場伸介(金沢工)は5月の金沢大会でビャンバスレンを破り、3位となった。昨年10月の国体少年の部を制した川副圭太(文徳高3年)や、元横綱・大鵬の孫で元関脇・貴闘力の三男の納谷幸之介(埼玉栄3年)が高校年代で各大会を優勝してきた。高校総体で初のモンゴル出身の高校横綱になったアマルサナー(鳥取城北3年)や、ビャンバスレンが準決勝で退けた斎藤大輔(埼玉栄2年)などが同世代のライバル。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
相撲
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ