立川志らく、貴乃花親方の処分決定なら「八角理事長はお辞めになるべき」

スポーツ報知
貴乃花親方

 4日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)で元横綱・日馬富士関の暴行問題で、昨年秋巡業中に起きた事件の報告を巡業部長として怠るなどした貴乃花親方(45、元横綱)の理事解任決議を審議する日本相撲協会の臨時評議員会が行われている両国国技館前から生中継した。

 臨時評議員会には、海老沢勝二委員と千家尊祐委員の2人が欠席したことを番組は速報した。スタジオでコメンテーターの八代英輝弁護士(53)は「気になる」と前置きした上で評議員に貴乃花一門の大嶽親方がいることを指摘し「評議員会の規定を見ると、利害関係人は議決に加われないと書いてある。同じ一門であることが利害関係人として判断されてしまうと、貴乃花親方にとって不利になってしまう。そこがどうなるかが一つのポイント」と示した。

 また、コメンテーターの落語家の立川志らく(54)「もしこれ降格となったら、非常に不平等ですよ」と指摘。その理由を「加害者側の伊勢ヶ浜親方は処分を受けたわけではなく自分で辞めた。日馬富士関も自分で引退した。なのに、被害者側の貴ノ岩が十両に落とされて、貴乃花親方が処分を受けるのか。なんで被害者側がこんなに処分を受けるのか。この不条理さは納得できない」と持論を展開した。

 その上で「貴乃花親方が処分を受けるなら、八角理事長はお辞めになるべき。現場にいて通報しなかった横綱は休場すべき」と示していた。

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