幕下筆頭・矢後が2連勝!「理想的な形です」

スポーツ報知

 大相撲の初場所3日目が16日、両国国技館で行われ、東幕下筆頭・矢後(23)=尾車=が志摩ノ海(木瀬)を寄り切りで敗れ2連勝を飾った。立ち合いで志摩ノ海の体をはじくとすぐに右上手を取って寄り切った。

 「理想的な形です。終始テンポ良く、リズム良く運べました」と納得の表情を見せた。2場所経験した十両ではともに7勝8敗。一歩及ばず、幕下に落ちてしまった。「今場所は巡業もそうですけど、部屋の稽古も十分に出来ました。しかも(兄弟子の)豪風関と稽古以外の時間を使ってウェイトトレーニングで鍛えることができました」。

 体重は九州場所に比べると1キロぐらいしか増えていないが、上半身の筋肉は鎧をまとっているようだ。目標は1場所での十両復帰。2連勝はまずまずのスタートといえる。

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