大鵬孫・納谷と朝青龍甥・豊昇龍そろって2連勝

スポーツ報知
前相撲でそろって2勝目を挙げた納谷(左)と豊昇龍が2勝のWINポーズ

 大相撲の初場所4日目が17日、東京・両国国技館で行われ、前相撲で昭和の大横綱・大鵬(享年72)の孫で元関脇・貴闘力さん(50)の三男・納谷(17)=大嶽=と元横綱・朝青龍さん(37)の甥・豊昇龍(18)がそろって2連勝を飾った。

 納谷は播磨灘(尾上)を右を差してから一気に寄り切り、「きょうは(昨日より)リラックスしてできました」と言いながらも、「立ち合いがおかしかった」と反省も忘れなかった。特に尊敬する高校(埼玉栄)の先輩、豪栄道(境川)の立ち合いは入念にビデオなどでチェックしているというが、「踏み込みとか顎が上がったしたのが悪い」と首をかしげていた。

 それでも昭和の大横綱から受け継いだDNAに前相撲にもかかわらず両国国技館には多くのファンが駆けつけ、「でかいなあ」と188センチ、166キロの見事な体に驚いていた。

 豊昇龍も鋭い突き押しで福湊(湊)を一蹴した。「自分の相撲が出来た。きょうは良かった。緊張? 大丈夫です。昨日はやばかったです。満点に近い相撲だったと思います」。昨日は師匠の立浪親方(元十両・旭豊)からお褒めの言葉貰ったが、一番うれしかったのは母ナルマンダフさん(46)からの祝福のメールだったという。叔父の朝青龍さんからは「まだ連絡はありません。でも自分がいい相撲を取っていくとおじさんもうれしいと思う」と話していた。

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