横綱・白鵬が休場 4日目嘉風戦で左足親指を負傷

スポーツ報知
休場届を提出し宮城野部屋に引き上げる白鵬

 大相撲の横綱・白鵬(32)=宮城野=が初場所5日目の18日から休場することになった。白鵬の休場は昨年秋場所以来2場所ぶりで通算7回目。横綱昇進後は5回目。5日目に対戦予定だった幕内・琴奨菊(佐渡ケ嶽)は不戦勝となった。

 白鵬は初日の稽古で右足親指、4日目の幕内・嘉風戦で左足親指を負傷。4日目の取組後に「やってみないと分からない」と出場の可否を明言しなかった。部屋で弟子と相談した師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は、「冷やして腫れが引くのを待っている。引かないなら朝一で病院に行く可能性がある、おそらくそうなる」と17日夜に報道陣に語っていた。

 昨年九州場所で立ち合いの張り差し、かち上げを連発して横綱審議委員会から「見たくない」と非難されていた。今場所初日からその悪癖を一度も出さず、いつもの安定感を欠いていた。今場所は北の湖に並ぶ歴代1位タイの横綱在位63場所目。自らの持つ優勝回数も41への更新を目指していたが、アクシデントも重なり無念の途中リタイアとなった。

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