立川志らく、“かち上げ封印”白鵬休場に「気の毒」横審の対応に苦言

スポーツ報知
白鵬

 落語家の立川志らく(54)が18日放送の「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)に生出演し、大相撲の横綱・白鵬(32)=宮城野=が初場所5日目の18日から休場することになったことに「白鵬は気の毒」とコメントした。

 4日目までに2敗を喫した白鵬。休場は昨年秋場所以来2場所ぶりで通算7回目。横綱昇進後は5回目。5日目に対戦予定だった幕内・琴奨菊(佐渡ケ嶽)は不戦勝となった。

 白鵬は横綱審議委員会から立ち合いの張り差し、かち上げを非難され、今場所初日からその悪癖を一度も出さなかったことで安定感を欠いていた。志らくは「かち上げをダメだって禁じ手にするのはしょうがないんだけれども、横審がもっと早くに、もっと若い頃からそういう風に言ってあげればいいのに」と、横審の対応に苦言。

 今の白鵬は「迫力がなくなってるもん」とし、「かち上げだってね、(元横綱の)北の湖だってやってたんですよ。かち上げって乱暴な技じゃなくて、相手の胸に当てて、上半身をそり上げてまわしを取る。でも白鵬の場合、顔にいくから。それが本当に自分の武器になっちゃったから。(封印して)すごく不安なんですよね。ちょっと白鵬は気の毒ですね。横審も昔から言っておかないと、今頃言うなら」と語った。

 また、4日目までに3敗した横綱・稀勢の里(31)=田子ノ浦=についても「最後まで出るべきですね」とキッパリ。「負けても良い相撲を取ろうとやってれば、ファンは拍手を送る。また休んじゃうと精神的に追い込まれて、次の場所連敗したらそれで引退」とし、「負け越してでも最後までやると、相撲ファンはみんな応援する。相撲勘を取り戻してくれ、自信を取り戻してくれと思う」とエールを送った。

スポーツ

×