鶴竜、豪栄道を上手投げ…悪癖の「引き」出ず千秋楽を白星で締める

スポーツ報知
豪栄道(右)を上手投げで下した鶴竜

◆大相撲初場所千秋楽 ○鶴竜(上手投げ)豪栄道●(28日・両国国技館)

 東横綱・鶴竜(32)=井筒=が、東大関・豪栄道(31)=境川=を下し11勝4敗で初場所を終えた。

 立ち合いから押し込んできた豪栄道に、土俵際で逆転の投げを放った。

 5日目に白鵬、6日目に稀勢の里が休場し“一人横綱”となった鶴竜は、初日から10日目まで順調に白星を重ねていくも、11日目の西関脇・玉鷲(33)=片男波=戦で悪癖の引きが出て初黒星を喫すると、12日目の西前頭5枚目・遠藤(27)=追手風=戦でも悪癖の引きが出て連敗。

 13日目、東関脇・御嶽海(25)=出羽海=に一方的に押し出され3連敗すると、14日目にも西大関・高安(27)=田子ノ浦=戦でまたも悪癖の引きが出て4連敗となり、西前頭3枚目・栃ノ心(30)=春日野=へ優勝を譲った。

 しかし千秋楽で豪栄道を下し11勝4敗とし意地を見せた。負けた豪栄道は8勝7敗。

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