横野リポーター、生放送で相撲協会理事選の票読みを実施…当確は貴乃花親方ではなく山響親方

スポーツ報知
会合を終え飲食店から出る貴乃花親方

 2日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)でこの日午後に行われる日本相撲協会の2年の任期満了に伴う理事候補選挙(理事選)について相撲取材歴30年の横野レイコリポーター(55)が票読みを行った。

 番組では定数10人に対し11人が立候補した選挙の当確ラインを9票に設定した。阿武松(おうのまつ)親方(56)=元関脇・益荒雄=と貴乃花親方(45)の2人が出馬した貴乃花一門は、阿武松親方が10票で貴乃花親方は1票で「変わらないと思って下さい」と横野リポーターは明かした上で「昨日、取材したら何と、阿武松親方の10票のうち2票が事前に山響親方のところと話ができていて、行くという話なんです」と明かした。

 番組では出羽海一門から出馬する元幕内・厳雄の山響親方の持ち票は4票と予想し、これで6票となると予想した。さらに同リポーターは貴乃花親方が9票の伊勢ヶ浜一門から票が流れるよう「貴乃花親方も動いたんですが、断られてしまいました」と断言し逆に「貴乃花親方が交渉した親方でない別の親方の1票が山響親方が獲得している」と明かし、山響親方が7票に増えることを予想した。

 さらに同リポーターは八角理事長が出馬する高砂一門から「今回だけは山響さんに入れさせてくださいと仁義を切った親方がいる」とし、高砂一門から山響親方に投票する親方がいることも明言。さらに、当初は4票とした山響親方の持ち票は5票かもしれないとし、山響親方が当選し貴乃花親方ら落選することを予想した。

 一方で貴乃花親方の逆転の可能性を聞かれた横野リポーターは貴乃花親方と山響親方が「もしかしたら、水面下で交渉して」とし、山響親方が持つ票が貴乃花親方に「一気に流れる可能性もある」と予想していた。

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