豪風が“合計77歳対決”制す 十両で39歳安美錦をはたき込み

2018年3月11日16時55分  スポーツ報知
  • 安美錦(右)を叩き込みで下す豪風

 ◆大相撲 春場所初日 ○豪風(はたき込み)安美錦●(11日・エディオンアリーナ大阪)

 2005年春場所以来、13年ぶりに番付を十両に下げた38歳の豪風(尾車)が39歳の安美錦(伊勢ケ浜)をはたき込みで破り、“合計77歳対決”を制して白星発進した。

 支度部屋では10分以上の長い風呂で気持ちを整えたベテランは、「(相手は)難しかったです。ステージはひとつ下がりましたが、立ち向かう気持ちは変わらずにいきました」と淡々。土俵入りの時間が1時間半早まるなど“慣れない”こと尽くし。「(弟弟子で十両の)天風に聞きましたよ。いつ場所入りすればいいか、食事の時間とか。ある意味新十両ですね」とリズムを合わせるのに一苦労したことを明かした。

 この日は母校・中大のカラーである濃紺の締め込みから、2002年秋場所の新十両昇進の際に師匠の尾車親方(元大関・琴風)から贈られた朱色の締め込みで登場。「一番奥から引っ張り出しました。十何年も使っていなかったんですけどね。何かを変えないといけないと思って。そのひとつ」。締め込み以外にもマウスピース、テーピングバッグ、自宅の照明まで変えた。

 「原点に帰るじゃない、帰っちゃいけない。進化していかないと、攻める気持ちでね」と最後は“豪風節”をさく裂させて引きあげていった。

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