貴乃花親方、最速25秒で帰る「どうでしょう」

スポーツ報知
役員室を訪れた貴乃花親方

 貴乃花親方(45)=元横綱=は17日、春場所会場の役員室に3日連続で姿を現したが、滞在時間は“初出勤”した15日の2分40秒、前日の30秒より短くなり、25秒にまで縮まった。執行部にあいさつを済ませて退出すると、「(協会からは?)特に。(今後も同じか?)どうでしょう」とだけ語り、午後2時半過ぎに弟子の貴ノ岩の取組前に車で会場を離れた。

 帰る際には日本相撲協会の封筒を手にしていた。中身は、初日に無断欠勤した後に同親方サイドに協会からファクス送信された文書と同様の内容と思われる文書。顔を見せるだけでは出勤と認められず、同じ行動が続けば、何らかの処分の対象になることは間違いない。

 異例の勤務態度を貫く師匠を持つ貴ノ岩は青狼に突き落とされ4敗目で黒星先行。元横綱・日馬富士関に暴行され負傷した頭部の影響があるかという問いには、「相撲が取れるだけでうれしい」と答えた。

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