朝青龍の甥・豊昇龍、序ノ口勝ち越しに王手 204キロ・謙豊送り出し3勝1敗

スポーツ報知

◆大相撲春場所8日目(18日・エディオンアリーナ大阪)

 大相撲の春場所8日目が18日、エディオンアリーナ大阪で行われ、元横綱・朝青龍の甥、西序ノ口19枚目・豊昇龍(18)=立浪=が東25枚目・謙豊(時津風)を送り出して3勝1敗。勝ち越しに王手をかけた。

 謙豊は最高位が幕下59枚目で、204キロの巨漢。その相手に豊昇龍は立ち合いから突っ張り、いなして、後ろに回って送り出した。「まわしを取ったら負けると思った。重いのでずらして後ろに回った。思った通りの相撲? そうですね」と振り返った。

 3番相撲で昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫、東18枚目の納谷(大嶽)に負けた時は悔しそうな表情を見せた。原因は「体で負けた」とキッパリ。高校1年の時の体重が67キロ。3年で107キロまで増やしてきたが、当面の目標は120キロだという。「体で負けた」の言葉の裏には「体重を増やせば勝てる」という負けん気が見えた。

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