貴乃花親方、１８日の滞在時間は春場所最長１時間１５分　

◆大相撲春場所８日目（１８日・エディオンアリーナ大阪）

　大相撲春場所の会場に数分しか“出勤”していなかった貴乃花親方（４５）＝元横綱＝が１８日、滞在時間最長の約１時間１５分を記録した。この日は午前１１時半頃に役員室に出社。午後１時４５分に荷物を持って会場裏口から帰路についた。

　元横綱・日馬富士関による傷害事件で相撲協会の対応を問題視して内閣府に告発状を提出するなど、対立している協会執行部のメンバーと１時間以上も“呉越同舟”が継続。前日には長くても数分の役員室滞在では出勤扱いにならないことなどが記された文書を手渡されていた。

　前日１７日の帰り際には今後の勤務態度を聞かれ、「どうでしょう」と真意を明かしていなかった。