朝青龍の甥、豊昇龍が序ノ口で勝ち越し「ちょっとだけ、うれしい」

スポーツ報知
豊昇龍

 大相撲の春場所10日目が20日、エディオンアリーナ大阪で行われ、元横綱・朝青龍の甥、西序ノ口19枚目・豊昇龍(18)=立浪=が寄り切りで東21枚目・坂林(尾上)を破り4勝1敗。勝ち越しを決めた。

 立ち合いから大物感がプンプンと漂っていた。序ノ口では珍しい右からの張り差し。坂林を組み止めて右足をかけながら寄り切った。「張り差しは高校時代からやっている。相手が小さい時にね。勝ち越し? ちょっとだけ、うれしい」と笑顔を見せた。

 3番相撲で昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫の納谷(大嶽)に負けた一番は「忘れない」。今後は120キロまで体重を増やして戦える肉体を作り上げたいという。「現在は115キロ。ここにきて4キロぐらい増えた。体がでかくなって立ち合いでも下がらなくなった」と少しずつ手応えをつかんでいた。

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