高安、栃ノ心押し出し9勝目 物言いつく微妙な一戦も白星で優勝戦線残った

スポーツ報知
栃ノ心(右)の右足が土俵を割り高安が押し出しで勝利

◆大相撲春場所11日目 ○高安(押し出し)栃ノ心●(21日・エディオンアリーナ大阪)

 ここまで8勝2敗、前日に勝ち越しを決めた東大関・高安(28)=田子ノ浦=が7勝3敗ながら2場所連続優勝を狙う西関脇・栃ノ心(30)=春日野=と対戦した。

 怪力の栃ノ心にまわしを取られたくない高安は立ち合いから一気の寄り。しかし、向こう正面の土俵際で栃ノ心が飛んで、高安と同時に土俵の外へ。

 いったんは高安に軍配が上がったが、審判団から物言い。ビデオも確認した末、最初の押しの段階で栃ノ心のかかとが土俵の外に出ており、軍配通り高安の勝ちとなった。

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