八角理事長の再選確実…相撲協会理事会で互選

スポーツ報知
千秋楽協会挨拶を行う八角理事長(中央)

 日本相撲協会の八角理事長(54)=元横綱・北勝海=の再選が確実となっていることが25日、協会関係者の話で分かった。新理事長は26日の評議員会の選任で就任する親方10人の新理事による理事会で互選する。対立候補はおらず無投票の見込み。

 2月の理事候補選挙では、八角理事長に反発姿勢を示していた貴乃花親方(元横綱)が落選。貴乃花一門から理事候補となった阿武松(おうのまつ)親方(元関脇・益荒雄)は理事長選出馬の意思がない。角界は昨秋から元横綱・日馬富士関の傷害事件など不祥事続発で揺れているが、協会幹部は「八角体制で再発防止に取り組んでいく」と明言した。

 ◆協会あいさつで謝罪 八角理事長が千秋楽恒例の協会あいさつで続出した不祥事に触れ「世間をお騒がせしております一連のことに対し、大勢の大相撲ファンの皆さまには大変ご心配、ご迷惑をおかけしております」と謝罪した。昨年10月に元横綱・日馬富士関の傷害事件が発生。今場所8日目には十両・貴公俊(貴乃花)の暴行問題も起き、協会あいさつでは3場所連続の謝罪となった。

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