「場違い」アナウンスの行司は「観客からの『土俵に上げていいのか!』の怒号にパニックになっていた」と横野レイコリポーター

スポーツ報知
八角理事長

 5日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で4日午後2時すぎ、京都府舞鶴市の舞鶴文化公園体育館で行われた大相撲の春巡業の土俵上で、あいさつをしていた多々見良三舞鶴市長(67)が突然倒れた際、救助のために土俵に上がった女性をとがめるアナウンスがされていたことを報じた。

 大相撲の土俵は古くから「女人禁制」とされており、この慣例に従ったとみられる。日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)は4日夜に謝罪のコメントを発表した。相撲取材歴30年の横野レイコリポーター(55)は「対応は早かったですよね」と示した。

 横野リポーターはアナウンスした行司について独自取材し「その時、パニックになっていたというんです」とし、観客から「かなりの怒号で女性を土俵に上げていいのかと言われて、行司さんたちもパニックになって、そういうアナウンスを2回入れてしまった」とリポートした。その上で「臨機応変な対応が一人一人に必要ですね」と示していた。

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