白鵬、巡業に復帰「心と体を一致させないといけない」

スポーツ報知
土俵入りをする白鵬

 9日に亡くなった父・ムンフバト氏(享年76)の葬儀参列のために、モンゴルに帰国していた大相撲の横綱・白鵬(33)=宮城野=が、16日に靖国神社で行われた奉納大相撲で春巡業に再合流した。

 「帰ってきたという感じだし、(自分の)居場所はここ。仕事をしなくちゃという感じですね」と15日の再来日から即“職場復帰”。それでも「ホッとするとね、ため息をつくというか…。(モンゴルへ葬儀に)行って帰ってきたという感じがします」と尊敬する父を失った喪失感もあることを明かした。

 日本に戻ると横綱としての役割を実感。「春巡業をまず無事に精進して、夏場所(5月13日初日・両国国技館)に出ないといけない。心と体を一致させないといけない」と語った。

 この日の出番前には会場の役員室に出向き、巡業中の帰国を認めた八角理事長(元横綱・北勝海)らに報告。「(自分も)協会員ですから。仕事中にも関わらず許可してもらいました。報告と合わせて今日から頑張りますとお伝えしました」。横綱土俵入りでは観客から、「白鵬、頑張れ! 応援してるぞ」という声が挙がっていた。

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