栃ノ心、高安といきなり10番取り5勝…“大関昇進プラン”いきなり実行

スポーツ報知

 大相撲の春巡業が21日、東京・八王子市で行われ、夏場所(5月13日初日・両国国技館)で大関取りに挑戦する関脇・栃ノ心(30)=春日野=が“昇進プラン”をいきなり有言実行した。大関・高安(28)=田子ノ浦=と10番取って5勝。左上手を封じられて押し込まれても、「いろいろ試した」と左四つに切り替える柔軟な取り口で互角に終えた。

 右肩痛などを抱えながら、関取衆との申し合いを再開した20日に「高安関と稽古したい」と熱望。この日早速、胸を出した大関も「相手の形にならないように組んだ。いい稽古」と意気に感じた。初場所平幕Vから2場所連続2ケタ白星の目標へと一歩ずつ近づいていく。

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