芝田山広報部長、臨時年寄総会で貴乃花親方の告発経緯を親方衆と確認

スポーツ報知
貴乃花親方

 日本相撲協会が2日、両国国技館で力士、親方ら全協会員を対象にした「暴力問題の再発防止に伴う研修会」を開催。冒頭であいさつしたスポーツ庁の鈴木大地長官(51)は「今回、以前にも増して緊張感、危機感を持って参りました」と切り出して、厳しい言葉で猛省を促した。

 研修会後には臨時年寄総会が開かれた。春場所前に、貴乃花親方(元横綱)が弟子の十両・貴ノ岩の傷害事件を巡る協会の対応を問題視して内閣府に提出した告発状および、その取り下げ状を親方衆の前で再確認した。

 芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「取り下げても告発(の記録)は抹消できないので我々も内容を読んだ。もう処分は出ている。これから何かをするという話ではない」と説明。貴乃花親方は「何もしゃべれない。ご勘弁ください」とだけ話した。

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