5連勝の白鵬、横審・北村委員長の「横綱相撲」注文に「そんな余裕はありません」

スポーツ報知
大相撲を観戦した横綱審議委員会の北村正任委員長

◆大相撲 夏場所5日目 ○白鵬(上手投げ)大栄翔●(17日・両国国技館)

 西横綱・白鵬(33)=宮城野=は、東前頭3枚目・大栄翔(24)=追手風=を左はりさしから上手投げで下し、初日から5連勝した。

 取組後、横綱審議委員会・北村正任委員長は「5連勝は立派ですよ。(立ち合いは)今日もほっぺたをたたいていた。ちょっと力が落ちているのかな。正代の立ち合いが良かった。横綱相撲、どん、と受けてね。ああいうのを第一人者なんだからやってほしい」と語った。

 ◆白鵬に聞く。

 ―大栄翔をあっさり退けて

 「体が動いているというか。(まわし)いいとことれた。流れに逆らわず」

 ―左上手は

 「とれたら(いい)と思っていました」

 ―5連勝

 「体が動いている中での5連勝。前半は良い状態できている」

 ―横綱審議委員会も「立派と言っていた」

 「どんな意味で?」

 ―復活という意味です

 「復活優勝しても1度も褒めてくれなかったけど、初めて褒められた。でもまだ終わっていないからね」

 ―早い相撲が目立つが

 「圧力があるから流れをもってきている」

 ―横綱審議委員会は受ける相撲も見たいと

 「そんな余裕はありません。ホントだって」

 ―明日は初顔の阿炎

 「コイって言う感じですね」

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